<世界遺産>万里の長城・八達嶺(八达岭)編

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旅行(中国国内旅行)

万里の長城 八達嶺の魅力

たくさんある万里の長城の入り口の中から、日本では八達嶺(はったつりょう)、中国では八达岭[bādálǐng]と呼ばれる入り口を私たちは選びました。

ここに決めた理由は3つ
①アクセスが良い(北京中心部から日帰りで楽しめる)
②中国人観光客が最も多く訪れる
③ロープウェイがある

から。6歳の子連れなので、なるべく疲れを減らして、思い切り楽しめるようにしたかったからです。

今回のブログ記事では、「万里の長城 八達嶺(八达岭)」の魅力を探求していきます

過去から現在まで息づく歴史や、八達嶺ならではの特徴、そして訪れる際のアクセス方法や登り方、観光スポットなどについてご紹介していきます。八達嶺長城を訪れる際に知っておきたい情報や、八達嶺と他の長城エリアとの違いについても比較しながら、魅力溢れるこの場所を存分に楽しむためのヒントをお伝えします。

八達嶺長城の特徴

八達嶺長城は、長城の中でも最も保存状態が良く迫力ある箇所として知られていて、中国を代表する観光スポットの一つです。
その壮大な景観や歴史的価値、そして北京からのアクセスのしやすさから、多くの観光客が訪れる場所として知られています。

八達嶺長城は、中国を代表する世界遺産であり、北京からの日帰り観光スポットとして非常に人気があります。万里にわたる長大な壁は、古代の歴史と偉大な建築技術を感じさせます。
周辺にはホテルやレストランもあり、観光客にとって快適な環境が整っているそうです。ホテルに宿泊し、早朝や夕暮れ時の美しい長城を見られたら、一生の思い出になりそうだな~とは思いつつ、私たちには十分な時間がなかったのでこの旅では断念しました。

八達嶺長城の歴史

万里の長城は、紀元前7世紀に建築が始まり、秦の始皇帝が完成させ、その後数々の戦争や改修を経て、現在の姿となりました。今のように修復されたのは明の時代だと言われています。中国の歴史や文化を感じることができる重要な遺産です。

ショベルカーやクレーンなどもちろん無い時代、全て人の力で作り上げたのだと思うと感慨深いですよね。どれほど多くの労働者たちが従事したのか。。。昔の人はすごいなぁ~。

北京から八達嶺長城へのアクセス方法

北京から八達嶺長城へは、バスやツアーを利用するのが一般的です。バスの利用や日本語ガイドを利用することで、現地の情報をより理解しやすくなります。

私たちはバスで行きました。事前予約は必須です

バス停は、地下鉄 号線の 駅で降りて徒歩5分以内のところにありました。
7時~ 時までの間で、好きな時間に乗って行けるそうです。

私たちは7時くらいにバス停に着きました。バスは満員になれば出発するようです。バス2台分くらい待って出発することができました。
そうそう、バス停の近くにはトイレが見当たらなかったので、ご注意ください。

バスの中にはガイドさんのような女性が1人いて、出発するとすぐにマイクを使って話し始めました。八達嶺長城のことを話していたのだとは思いますが、早口の中国語は私には全く聞き取れなくて。。。割と長い間話し続けていたので、中国語が分かる方には良いと思います。
その女性はバスの中で、八達嶺の入場(入山?)チケットの有無を確認し、ロープウェイに乗りたい人はその場でチケットを購入することができました。
実は夫はバスだけ予約していて入場チケットは別途購入しないといけないことがその時に分かり、バスの中で大众点评でのチケット購入を試みたのですが、うまくできず(たぶん外国人だから)。長城に入れなかったらどうしようかと冷や冷やしましたが、最終的にはロープウェイのチケット売り場で購入することができ、無事に長城に入れました。良かった~。
もし繁忙期で入れなかったらと思うとぞっとします。
やはり事前準備は必須でしたね。

市街地を抜けてどんどん山が大きく見えてきて、1時間半ほどで八達嶺のバス停に到着しました。
私たちが降りたバス停は、目の前にロープウェイの乗り場があったのでそのまますぐに乗り場へ行くことができました。

お値段はこんな感じでした。

【入場チケット】
 4月1日~10月31日 成人40元
 11月1日~3月31日 成人35元

【ロープウェイ】
 片道100元 往復140元
  ※身長120㎝以下の子供は無料

八達嶺長城の登り方

ロープウェイ

八達嶺長城にはロープウェイが整備されており、長い階段を上らずに手軽に壁の上に到達できます。私たちが乗ったロープウェイでは、北6楼と北7楼の間くらいに到着しました。
ロープウェイを降りた場所から一番最高点である(たぶん)北8楼まではとても人が多くて、大混雑でした。私たちはそのまま足を進め、北9楼まで歩きました。バスガイドさんからは『北11楼より先に進むと帰れなくなるので(時間がかかるという意味だと解釈しました)、北10楼までにしておいたほうがいいよ』とアドバイスもありました。
人が多さと急勾配な階段と坂道で体力は奪われますが、そこからの景色はとても美しく、長城の壮大さも十分感じることができました。

徒歩

体験豊かに長城を登りたい方には、徒歩での登山もおすすめです。景色を楽しみながら歴史を感じることができるはずです。

スライダー※下りのみ

長城の下りは、スライダーを利用する楽しい方法もあります。子供から大人まで楽しめるアクティビティとして人気です。(※小さいお子様は一人で滑れないそうです。)
私たちは最初スライダーに乗って降りてくるつもりでしたが、スライダーで降り着く先は全く違う駐車場で、そこから元の駐車場に戻ってくるのはかなり歩かないといけないとバスガイドさんに言われたので、今回は断念しました。

地図によるとどうやらスライダーは北4楼にあるようです。ロープウェイ降り場から少し下ったところです。(私たちとは反対方向に進みます)

八達嶺と慕田峪長城の比較

八達嶺長城と慕田峪長城は、どちらも北京市内からアクセスしやすい長城観光地です。八達嶺はその迫力が特徴であり、慕田峪は自然景観と歴史的価値が魅力なようです。ロープウェイはどちらにもあるようです。どちらかというと八達嶺のほうが観光客が多く、混雑しているみたいですが、どちらも是非訪れる価値があると思います。

八達嶺長城の感想

月並みな感想ですが、『万里の長城は大きかった~!!』今回見てきたのは万里の長城の全体の中ではほんの一部分でしかないのですが、それでも長城のスケールの大きさには圧倒されました。山の上に作られた長い長い城壁。大昔の人が作り上げたということ。その歴史に感動することは間違いないでしょう。

八達嶺長城は最も観光地化されているようでしたので、整備が行き届いていて歩きやすくなっているのかと勝手に想像していたのですが、実際は予想以上にハードでした。階段の段差は不均一で、一段の高さが息子の膝までの高さはありそうな階段もありました。手すりがなかったら滑ってしまうような急勾配な下り坂もあり、その険しさから後ろ向きに歩く人もたくさんいました。ですので、普段から歩きなれたスニーカーで行くのは必須です!特に女性の方、ヒール付きの靴で行くのは大変危険ですので絶対にやめてください

体力のある方時間に余裕のある方徒歩で大丈夫かと思いますが、普段運動していない方や小さいお子様連れの方のうち、絶対に頂上からの景色を楽しみたいという方はロープウェイを利用することを強くおススメします。
万里の長城は想像以上に激しい運動になりますよ~。
私は翌日から2日ほど筋肉痛でした。

それでも、長城を訪れた多くの人々は、その壮大なスケールや歴史に感動し、中国の誇りを再確認する機会となります。海外からの観光客も多く、世界的に人気の観光スポットです。

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