《2024年4月》
ユニバーサルスタジオ北京
前回お伝えしていた通り、ユニバーサルスタジオ北京に行ってきました。
元々絶叫系が苦手なうえに子連れなこともあり、激しいアトラクションには乗りませんでしたが、それでもとっても楽しかったです。
中国での祝日(清明節)が始まる直前でもあり、1週間前に調べていたときよりも待ち時間は増えていた印象です。これから暖かくなるし、どんどん増えていくのかな?
家族旅行でユニバーサルスタジオ北京に行こうと考えている方は必見です。
特にEXパスを買うかどうか悩んでいる方向けに、今回の待ち時間も併せてご紹介します。
訪問日の状況
《メンバー》
夫…待ち時間が大嫌い。待つくらいならEXパスを購入して効率よく楽しみたい。速攻即決派。絶叫系のアトラクションが好き。
私…テーマパーク大好き。1時間くらい並ぶのは平気。慎重派。絶叫系は苦手。
息子…身長117㎝。暗いところ・恐竜・戦闘モノ・ショーは苦手な怖がりボーイ。慎重派。
《訪問日》
2024年4月の平日。
祝日(清明節)直前。
天気は曇り。
最高気温は18度。
前日は快晴で22度近くまであがっていたので、少し肌寒く感じる日。
ユニバーサルスタジオ北京
各エリアの人気ランキング
前回お伝えした通り、ユニバーサルスタジオ北京には大きく分けて7つのエリアがあります。
私の主観ですが、
待ち時間の長いもの=人気アトラクション
だと考えたうえで、各エリア毎に人気ランキングを作りました。
季節や天候、それに加えて平日か休日で混雑具合は変わると思いますので、あくまでも私の個人的な考えにはなりますが、EXパスの購入を悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
かく言う我が家はEXパスを事前購入しませんでした。並んでも40分くらいになるんじゃないかと予想したのです。ところが実際訪れてみると予想以上に混雑していて、結局現地でEXパスを1つ(家族で3枚)購入しました。
まずは、当日の流れがこちら!
待ち時間も併せてご紹介します。
当日の流れ (待ち時間付き)
11時頃 パーク到着
Super Swirly / 超萌漩漩涡 40分待ち
Despicable Me Minion Mayhem / 神偷奶爸小黄人闹翻天 55分待ち→EXパス使用
13時過ぎ ランチ
Transformers: Battle for the AllSpark / 变形金刚:火种源争夺战 50分待ち
Kung Fu Panda Journey of the Dragon Warrior / 功夫熊猫:神龙大侠之旅 20分待ち
Lanterns of Legendary / 灯影传奇 40分待ち
Kung Fu Games / 功夫游戏
Carousel of Kung Fu Heroes / 炫转武侠 10分待ち
18時頃 ハリーポッターエリア
このあと、私と息子はミニオンエリアのLoop-Dee Doop-Deeへ、夫はJurassic World Adventure に乗るため2手に別れて行動しました。詳細は後述します。
<私と息子>
Loop-Dee Doop-Dee / 萌转过山车 40分待ち
Bumblebee Boogie / 大黄蜂回旋机 20分待ち
<夫>
Jurassic World Adventure / 侏罗纪世界大冒险 40分待ち
Jurassic Flyers / 飞越侏罗纪 40分待ち
<合流>
20時 Lights Camera Action 受付終了のため断念
夕食はパークでは食べませんでした。
ミニオンランド Minion Land
- Despicable Me Minion Mayhem / 神偷奶爸小黄人闹翻天
- Loop-Dee Doop-Dee / 萌转过山车
- Super Swirly / 超萌漩漩涡
まずパークに入って右側へ進み、私たちはミニオンランドへ行きました。
息子が乗りたがったSuper Swirlyに並びながら、一日の計画を立てることに。この時点で私の予想以上に混雑していました。私の予想ではSuper Swirlyは5~10分程の待ち時間でしたが実際はなんと40分待ち!他の人気アトラクションは60分以上待っている。1週間前に見たときよりも明らかに待ち時間が長い。
息子に今日絶対乗りたいアトラクションの相談をすると、同じくミニオンエリアにあるDespicable Me Minion MayhemとジュラシックワールドにあるJurassic Flyersに乗りたいと言ったので、その2つのアトラクションのEXパスを買うかどうか考えることに。当日購入できるEXパスをチェックしてみたら、3種類(Universal Express Universal ExpressとUniversal Expressのset5とset3)は買えませんでした。
Single Attractionだけは当日購入できたので、 Despicable Me Minion MayhemのEXパスを3枚購入しました。(1枚160元。子供も同料金。アトラクションにより値段は異なります)
購入時にパスポート番号を入力する必要があるのですが、そのおかげで入り口で顔認証システムで通れました。去年USJに行ったときは、毎回QRコードを見せなければならなくて、それが軽くストレスだったのですが、顔パスできるのはとてもありがたかったです。
EXパスの購入が終わったらちょうどSuper Swirly の順番が来ました。
息子はSuper Swirlyがとても楽しかったようで、降りてからもご機嫌でした。
乗り場近くにはミニゲームコーナーもあります。Super Swirly と Loop-Dee Doop-Deeは同一屋内にあるので、雨の日には傘を持たずに並べるのもいいですよね。
その後 Despicable Me Minion Mayhemへ。EXパスのおかげで、すぐに入ることができました。チケット購入時は75分待ちの表示でしたが、入り口に着いた時点では55分待ちでした。なんか悔しい。
アトラクションはとっても楽しかったです!私はこういう系の乗り物が好きなので満足度は高かったです。
その後昼食を食べ(軽めに食べて300元くらい。日本円だと約6000円。さすがのテーマパーク価格!)、ジュラシックワールドエリアへ。息子は朝はJurassic Flyersに乗りたいと言っていたけど、恐竜が出てくるのが嫌だと言って突然の乗車拒否。EXパス買ってなくて良かった~。恐竜が怖くなったのか、ジュラシックワールドは早々に立ち去りトランスフォーマーのエリアへ行きました。
トランスフォーマー
- Transformers: Battle for the AllSpark / 变形金刚:火种源争夺战
- Decepticoaster / 霸天虎过山车
- Bumblebee Boogie / 大黄蜂回旋机
トランスフォーマーのエリアに近づくと、Decepticoasterのレールが見えます。このアトラクションはユニバーサルスタジオ北京の中で一番の絶叫系アトラクションだと思います。2回転はしてました。息子はじっくり眺めたのち、絶対に乗りたくないと言ってました。身長が足りてなくて良かったね。
エリアの中は近未来な雰囲気。私はトランスフォーマーを見たことがなく、細部がよく分からなかったのですが、映画を見たことのある夫は割と楽しそうにしていました。
Transformers: Battle for the AllSpark は50分待ちでした。午前中よりも待ち時間は少し短くなっている気がしました。ライドは予想以上に激しくてスピード感がすごかったです!トランスフォーマーの映画を知らないので、出てくるキャラクターの誰が敵で誰が味方か分からなかったのですが、それでも十分面白かったです。怖がりの息子ですが、途中で泣き出すこともなく、最後まで乗れました。降りたあとは少し呆然としてたかな。
トランスフォーマーのエリアでキャラクターグリーティングをしているのを見かけたのですが、それが大きなロボットで。(名前知らない)ロボットがリアルに、スムーズに動いているので、近い未来こんな世界がやってくるんだろうな~なんて思いました。
カンフーパンダ
- Lanterns of Legendary / 灯影传奇
- Carousel of Kung Fu Heroes / 炫转武侠
- Kung Fu Panda Journey of the Dragon Warrior / 功夫熊猫:神龙大侠之旅
カンフーパンダエリアはユニバーサルスタジオ北京にしかなく、絶対訪れてほしいエリアなのですが、パークの中では実はそんなに混んでいないエリアです。エリアは屋内にあり、夜の設定なのかライトアップがとても綺麗にされていました。私と息子はこのエリアがお気に入りでした。アトラクションも子供向けのものばかりですので、小さいお子様を連れて行くのもおススメです。カンフーパンダの映画を見たことはないのですが、それでもとっても楽しかったです。
まずはKung Fu Panda Journey of the Dragon Warrior。20分待ちでした。照明が暗く、息子は『乗りたくない~』と言い出してましたが、無事に乗れました。全然怖くなかったらしいです。
お土産コーナーにはカンフーパンダグッズがたくさんあり、息子はなかなか決められず15分くらい悩んだ末に2点購入してました。
続いて Lanterns of Legendary へ。私たちが行ったときは40分待ちでした。ここで夫は休憩のため離脱。アトラクションは風が気持ちよくて、照明も美しく幻想的で、エリアの全体を見ることもできて、とっても良かったです。
その後ミニゲームをしたり、エリア内をプラプラお散歩してのんびりと過ごしてから、Carousel of Kung Fu Heroesに乗りました。15分待ちでした。このアトラクション、メリーゴーランドなのですが、動物が一つ一つ木彫りで出来ていて(というコンセプト)、とっても可愛かったです。
このエリアは基本的には子供向けのアトラクションばかりなのですが、ミニゲームの中には大人も本気で楽しめるものがあって良かったです。中でもコレ。
右側の鉄棒にぶら下がる時間を競います。40秒で小、60秒で中くらいの、90秒で100㎝はありそうな一番大きなぬいぐるみをゲットできます。何人もの男の人がチャレンジしていましたが、90秒はとても長く辛そうでなかなか到達する人は現れませんでした。我が家もやってみればよかったな。
ハリーポッター
カンフーパンダエリアを抜けて、左に曲がればウォーターワールドという場所。息子が『こういうショーは見たくないんや』と言い張るので、Water World Stunt Showは見ることができませんでした。お次はハリーポッターのエリアへ。
裏側から見ると細部が粗い感じで面白かったです。
息子にとっては、ハリーポッターの映画は怖いらしく、このエリアにも行きたくないと言ってましたが、せっかくなのでちょっとだけ~と説得し、なんとか行けました。
アトラクションの人気ランキングはこうです
- Harry Potter and the Forbidden Journey / 哈利·波特与禁忌之旅
- Flight of the Hippogriff / 鹰马飞行
Harry Potter and the Forbidden JourneyもFlight of the HippogriffもUSJにあるのとどう違うのか比較したかったのですが、今回は体験できませんでした。
オリバンダーのお店は杖を買うための場所だと思うのですが、待ち時間の表記があるので、とても人気なのだと思います。我が家は見ることさえなく出てしまったので少し心残りです。残念。
杖は日本と同じく5000円くらいするみたいです。(ちゃんと見てないので正確ではありません)
しぶしぶ入ったエリアでしたが、実際エリアで杖を使って魔法を使っている子を見かけると興味津々で息子はじっと眺めていました。次回は杖が欲しいって言いだすんだろうなぁ~。
こうしてパークをざっくりと一周した私たち。ジュラシックワールドエリアを通り過ぎただけなので、そこのアトラクションに乗りたい大人と、乗りたくない子供とで話し合いを行いました。結果、夫が1人でJurassic World Adventureへ行き、私と息子はミニオンエリアのLoop-Dee Doop-Deeへ並ぶことに。
Loop-Dee Doop-Deeはぱっと見た感じ、子供向けのジェットコースターですが、絶叫系アトラクションが苦手な私には十分怖い乗り物でした。スピードも速くて、両手を上げる余裕はなかったです。こちらは写真が撮られているので、撮影された写真を購入することもできます。データのダウンロードは無しで、プリントされたものを購入するシステムです(中国語の聞き取りが間違えていたらごめんなさい。)安いものだと200元から、3種類くらいのフレームがありました。
その後一旦夫と合流し、また話し合いののち、夫はJurassic Flyers へ。私と息子はカンフーパンダエリアのLanterns of Legendaryに乗りに行き、その後Lights Camera Actionに乗ってから帰ろうということになりました。
ジュラシックワールド
- Jurassic Flyers / 飞越侏罗纪
- Jurassic World Adventure / 侏罗纪世界大冒险
- Camp Jurassic / 侏罗纪营地
こちらの1位と2位は僅差です、大体どちらも待ち時間は同じくらい長いのですが、どちらかというとJurassic Flyers の方が待ち時間が長い時が多いかなと思ったのでこの順位にしました。
夫曰く、Jurassic World AdventureもJurassic Flyersも日本にない感じで面白かったそうです。乗ってみたかったなぁ。。。
私と息子はLanterns of Legendaryに向かっていたのですが、カンフーパンダエリアが遠くて。。。私の足が棒になってきたので、ちょっと近めで待ち時間も短かったBumblebee Boogieに乗ることに。息子も乗ってみたかったらしく、難なくOKしてくれました。助かった~。Bumblebee Boogieは真ん中にいる黄色いロボットの動きが滑らかすぎて、まるで本当にロボットが自力で動かしているみたいでした。テクノロジーの進化に感動!アトラクションは、とにかく目が回ります!特に私は三半規管が弱いので、終わった後はフラフラしました。子供のころは平気だったのにな。年かなぁ~。。
Bumblebee Boogieが終わると時間はもう20時でした。急いでLights Camera Actionに行くも時すでに遅し。受付終了してました~。残念です。
こんな感じでユニバーサルスタジオ北京を楽しんできました。
はぁ~楽しかった!!簡単に行ける場所ではないけれど、北京に行くことがあればまた訪れたいです。
ユニバーサルスタジオ北京 待ち時間のチェック方法
ご紹介が遅くなりましたが、待ち時間を確認する方法は大きく3種類あります。
ユニバーサルスタジオ北京の公式アプリとWeChatのミニプログラム、あとは現地の電光掲示板から確認できます。
その中でも私はWeChatのミニプログラムから確認することをおすすめします。ユニバーサルスタジオ北京のアプリよりも正確な気がしました。その日しか確認してないので実際のところはわかりませんし、たまたまかもしれませんが。
ユニバーサルスタジオ北京 行ってみた感想
事前準備が不十分で、トランスフォーマーもカンフーパンダも映画の知識ゼロで訪れたにも関わらず、とっても楽しむことができました。どのエリアも映画の世界をしっかりと再現してあるんだろうなぁと感じました。時間のある方は事前に映画を見ておいた方がよりパークを楽しめると思います。
EXパスに関しては、事前に購入しておけば良かったです。平日でも当日の待ち時間が予想以上に長かった(60分以上待つアトラクションが複数あった)から言えることでもありますが、基本的に30分以上待つのが嫌な方や、より多くのアトラクションに乗りたいとか、全てのアトラクションを制覇したいという方は買っておくべきかなと感じました。夫のような、少しでも待ちたくない、疲れるのが嫌だというタイプの方はEXパスを買っておくことをおススメします。