北京旅行の話がひと息ついたので、
ここからは上海に来た当時のことを振り返ってみたいと思います。
私と息子は2023年の春に上海に引っ越してきました。
日本にいたときの事前準備として、
①上海に持ち込む荷物の中身や手段の検討(船便・航空便・ハンドキャリー)
②子供の学校を検討する
③予防接種や常備薬の手配
④中国語の勉強
⑤ビザの申請
主にこれらを考えていました。
我が家の場合は夫が先に上海に来て生活していたので、
現地で家選びをする必要がありませんでした。
住所が決まっているので、学校選びもスムーズで、
大変有難かったです。
また、⑤ビザの申請に関しては、
夫の会社の方が手配してくださったので、
ビザセンターに出向いた以外は特に何もしていません。
事前準備4選
上海に持ち込む荷物の中身や手段の検討(船便・航空便・ハンドキャリー)
船便
入れたもの:食料品・季節外の衣類や寝具・子供の本やおもちゃ・調理器具・日用品
具体的には、息子用(ボディクリーム、石鹸、シャンプー、日焼け止め)、家族用(シャンプー、トリートメント)、秋冬服、歯磨き粉、化粧水、乳液、クリーム、洗顔、野菜洗い用洗剤、常備薬等です。
最近は船便で持ち込みできるものの規制が厳しくなり、食べ物は一切ダメと言われたとお友達もいますが、2023年3月の私が搬出したときはそこまで厳しくありませんでした。
ですので、お米や乾麺、調味料など船便の4割くらいは食べ物を入れて送りました。
船便は半年くらい到着までかかるかなと覚悟していましたが、私たちの荷物は思いのほか早く、6月中旬には届いていました。何を入れたかすっかり忘れていましたし、日本食が多く補充されたので、船便が届いたときは嬉しくてテンションがかなり上がったのを覚えています。
荷物全体として大きな破損はなかったのですが、透明のプラスチック製の収納箱の角が割れていたので、割れて困るものはかなり厳重に梱包するほうが良さそうです。
基礎化粧品等はアルコールが含まれたものは送ることができないので要注意です。私は販売員さんやメーカーに直接問い合わせて、アルコールが含まれていないか確認できたものだけ送りました。
航空便
入れたもの:春夏洋服・息子のお気に入りのおもちゃ・基礎化粧品半年分のストック、コンタクト
ハンドキャリー
入れたもの:すぐに着る洋服・基礎化粧品1か月分とメイク用品・食料品・
私はスーツケースの中にたくさんの液体(化粧水や調味料)を入れていました。
各航空会社によって液体の持ち込み制限が異なります。持ち込む量は要注意です。
ご存じだとは思いますが、飛行機内(座席)には液体は持ち込めず、安全検査で廃棄させられますので、お気を付けくださいね。
子供の学校を検討する
当時子供の年齢は5歳で年長にあたる学年でした。
家から徒歩30分以内を条件に幼稚園を探していたのですが、
少し長くなりそうなので、また別の日にお話ししたいと思います。
予防接種や常備薬の手配
息子の年齢は当時5歳。予防接種はA型肝炎・狂犬病・麻しん風疹の3種類を受けてから出発しました。
私に関しては6種類!先ほどの3種類に加えて、B型肝炎・日本脳炎・破傷風の3種類を接種しました。何回か打つ必要がある予防接種もありますので、渡航前3か月くらいから始めるのが推奨されているようですね。
どんな予防接種が推奨されているのか、気になる方は厚生労働省検疫所のホームページをご覧ください。
息子はアレルギーがあるので、その薬を多めに出してもらえるようかかりつけ医に相談しました。
その他にも処方薬をいくつか中国に持っていくつもりでしたので、それらの薬の説明書を英語と中国語で準備してもらうよう薬局に掛け合いました。中国語は非対応の薬局がほとんどでしたが、英語は大抵の薬局は準備してくれました。良かった。
中国語の勉強
中国語は全く話せない私。ある程度の基礎知識を身に着けておくべく、中国語の勉強も少ししていました。
地方の田舎に住んでいたので、通える教室を見つけることは難しく、オンラインレッスンを受講していました。ピンインの読み方や声調などは一通り勉強できて満足していたのですが、甘すぎました。
実際中国に来てみると、街の人の話している内容は全く分かりません。もっと勉強しておけば良かったです。
事前準備はざっくりとこんな感じです。
どなたかの参考になれば嬉しいです。