インター系幼稚園を選んだ理由
前回、幼稚園には大きく分けて3種類の幼稚園が存在しますとお伝えしました。
(日系幼稚園、インター系幼稚園、ローカル幼稚園)
その中から、我が家はインター系幼稚園を選びました。
理由は、
①多くの人と出会い、多様な価値観に触れる ことで、
②世界の広さを感じ、
③主体性のある広い視野をもった人間になってほしい という思いからです。
突然決まった海外暮らし。
今後また同じようにどこかの国で暮らす可能性があるかわからない状況なので、今しかできない体験をしようとインター系幼稚園を選ぶことになりました。
インター系幼稚園の絞り込み方法
インター系幼稚園と一言で言っても、その数はとても多く、絞り込むのにも苦労しました。
我が家が最初に考慮したのはこの2点。
- 家からの通いやすさ (浦西地区)
- インターナショナルスクールの付属幼稚園であること
これだけで、8つの幼稚園に絞り込むことができました。
浦西か浦東か
上海はとても広いです。
地図で見るとコンパクトに見えるかもしれませんが、浦東国際空港から虹橋国際空港まで車で1時間(高速使ってます)、地下鉄(2号線が直通)は1時間半かかります。
住む場所が決まっているのであれば、自宅から通いやすい幼稚園を探すのは大きなポイントです。
明確な住所が定まっていない場合は、浦西か浦東かだけでも決めておくのが良いでしょう。
幼稚園選びが格段に楽になります。
上海の幼稚園はスクールバス通園が主流なので、多少自宅から離れていてもバスが通っていれば大丈夫です。
とはいえ行事の時や急なお迎えなど園に行くことはしばしばありますので、浦東に住んでいる人が浦西の幼稚園に通う(逆もしかり)のは現実的ではないでしょう。
浦西か浦東どちらの園が通いやすいのかを考えて、絞り込むのがおススメです。
インターナショナルスクール付属の幼稚園
まずは浦西地区にある幼稚園だけをピックアップ。
それだけでも10個以上はありました。
こちらのグループのサイトが分かりやすかったので載せてみます。
多分去年からスタートしたWeChat のグルチャ(グループチャット)で、WeChat で上海の幼稚園・託児所の情報をシェアされています。
私の時にもあってほしかったなぁ。
上海 幼稚園・託児基本情報 ≪幼稚園名一覧・レポートまとめ≫
上海 幼稚園・託児基本情報 ≪幼稚園名一覧・レポートまとめ≫ | 上海 幼稚園・託児情報シェアグルチャ (ameblo.jp)
この中から、我が家はインター系幼稚園の中でもインターナショナルスクール付属の幼稚園の中から選ぶことにしました。
どうしてインターナショナルスクール付属の幼稚園にしたの?
それには大きく2つの理由があります。
我が家では、①駐在期間と②息子の性格を考えた上で選びました。
①夫の駐在期間は特に定められておらず、どのくらいの長さになるのかははっきりとしていないけれど、少なくとも残り1年などの短期間である可能性が低かったこと。(長期になると予想)
幼稚園だけでなく小学校生活も見据えたうえで幼稚園を選ぶ必要があったので、小学校に付属している幼稚園を選んだのです。
※この時点で、小学校は日本人学校ではなくインターナショナルスクールに進学する予定。
②息子の性格は、どちらかというと消極的で、自分から新しいお友達を作るのは苦手なタイプ。
年長の1年をすごしたのち、小学生になる予定でした。
仲良くなったお友達と別れ、慣れた環境から離れ、再度新しい環境に身を置かなければならないのは息子にとってかなりのストレスなのではないかと考えました。
その点、付属の幼稚園であれば、顔を知った子が多少なりともいるでしょう。
少しでも知っていることが多い方が心地よく通えるのではないかと思い、インターナショナルスクール付属の幼稚園を選ぶことにしました。
入学金の支払いが1回で済むのも密かにポイントの一つでした。(貧乏性)
8つのインターナショナル校付属幼稚園(in浦西)
そういうわけで、我が家は浦西にあるインター系幼稚園の中から選ぶことにしました。
それがこちらの8つです。
※見落としがあれば関係者の方ごめんなさい。
学校名は中国名や英語名などいろんな呼び方をされていて、どう表記すべきか迷ったのですが、ここでは分かりやすく、よく見聞きする名前で紹介します。
- リビングストン
- 上海虹橋国際学校(HQIS)
- 上海アメリカンスクール(SAS)
- 上海長寧国際学校 (SCIS)
- 上海耀中国際学校(YCIS)
- ブリタニカ/Britanica International School
- 上海西外籍人員子女学校 (WISS)
- The British International School Shanghai(BISS)
学校選びのポイントは?
我が家は下記のポイントで選びました。
- どこの国の教育方針か。(教育プログラム/カリキュラム)
→アメリカ、イギリス、日本など。
→国際バカロレア(IB)、IP、モンテッソーリなど。
教育カリキュラムは、幼稚園生には大きな問題ではないかもしれませんが、その学校の教育方針や考え方などを理解する上で重要かと思ったので念のため考慮しています。 - 教授方式/受験できる統一テスト
- 指導言語
→主にどの言語を使って日中過ごしているのか - 学生数(1クラス当たりの人数や1学年の人数)
- 国籍割合
→日本国籍者はどのくらいいるのか。
多国籍かどうか - 1クラス当たりの先生の人数
→メインの先生のほかにはどんな先生がいるのか - 対象年齢
→学年の区切りはどうなっているのか
日本であれば4月2日~翌年4月1日生まれの子が同学年であるが、どうなのか。 - 立地(家からの距離やアクセス方法)
- 学費 ※年々増額傾向にあります
- 言語サポート
→ほぼ全ての学校で何らかのサポートはされているようです。
手厚さについては要確認。 - 送迎バスの有無
- ランチの有無(アレルギー対応)
→息子にはナッツアレルギーがあり、アレルギー対応について確認することは必須でした。 - 日本語対応の有無
→私は英語が全く話せないので、日本語での問合せ対応窓口があるととても安心できました。
ウェブだけでは分からないことを確認するための問い合わせなので、細かいニュアンスの違いをくみ取ってもらえるのは良かったです。
さいごに
長くなってきたので、今回はここまで。
次回からは各学校ごとに、上記1から13のポイントを一つずつ紹介していきたいと思います。
見てね!